TADAのオリジナル素材
ネオラ機能パネル(消臭・抗菌機能付化粧板)
化粧板表面に設けられた「酸化チタンによる光触媒機能層」の効果により、悪臭を化粧板表面で吸収・分散します。特にホルマリン、アンモニア、アセトアルデヒド(生ゴミ)、硫化水素等の悪臭には大きな効果があります。これらの消臭機能は太陽光や蛍光灯の光が、化粧板の表面に届く環境下で発揮されます。光の当たらない夜間などの時間帯は、化粧板表面の中空多孔質マイクロカプセルが、悪臭を吸収し、光の当たった時に分解、というサイクルで、効率かつ永続的に作用します。また、強い抗菌性もある為トイレ、病院、養護施設等の家具や内装材料として効果的です。※柄は他にもございます。お気軽にお問い合わせ下さい。
消臭試験
100×150mmにカットしたネオラ機能パネルを3ℓ容量の消臭試験器に入れる。悪臭成分は 、アンモニアを用い初期濃度40ppmに調整後2時間後の残存ガス濃度を検知管で測定した後、さらにアンモニアガスを封入し、40ppmに調整後2時間後の残存ガス濃度を検知管で測定する。これを1サイクルとして6サイクル行いました。
光源:ブラックライト20W
1回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
20ppm/50%
40ppm
5ppm/87%
2回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
25ppm/37%
40ppm
6.5ppm/83%
3回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
30ppm/25%
40ppm
11ppm/72%
4回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
40ppm/0%
40ppm
14ppm/65%
5回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
40ppm/0%
40ppm
15ppm/62%
6回目
初期濃度
2時間後/除去率
40ppm
40ppm/0%
40ppm
16ppm/60%
繰り返し試験を行うと、通常のパネルは4回目以降アンモニアガスが飽和して除去率が0%になりましたが、消臭パネルは繰り返し6回行っても除去率は60%を保ちました。
※1:通常のパネル=消臭機能の無い通常のポリエステル化粧合板
抗菌機能試験
光触媒の効果により、強い抗菌力を発揮します。抗菌製品技術協議会試験法「抗菌製品の抗菌力評価試験法I(1998年度改訂版)フィルム密着法」に基づき、35℃、白色蛍光灯(4000~8000 lx)接種24時間後の大腸菌及び黄色ブドウ球菌の生菌数を確認しました。
接種24時間後の生菌数
処置無し
ネオラ機能パネル
大腸菌
630,000
5,000
黄色ブドウ球菌
130,000
30
ネオラ機能パネルの生菌数は処置無しと比べると、大腸菌では約1300分の1、黄色ブドウ球菌では約4300分の1となりました。